表面29°C、水深22°C:3mmの限界
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表面29°C、水深22°C:3mmの限界

24 เมษายน 2569

サーモクラインを越えた瞬間、3mmウェットスーツの断熱性能は半分以下に落ちる。水深20メートルでネオプレンは実効わずか1mm強まで圧縮され、ダイブスキンと変わらない保護力しか残らない。タイ・アンダマン海の水温データとネオプレン圧縮の科学をもとに、シミラン遠征で本当に必要なウェットスーツの厚さを数値で検証する。

水面の水温計は29°Cを示している。穏やかで温かく、3mmのウェットスーツが過剰装備に思えるほどだ。ところが、コボンのリッジを水深18メートルまで降りた途端、視界が青から濃い緑へと変わる。ダイブコンピューターの表示は23°C。フィンキック2回分の距離で、水温が6°C消えた。このサーモクラインこそ、安全停止中にボートの半数が震え、もう半数は5mmネオプレンの中で涼しい顔をしている理由にほかならない。

タイの「温かい海」という評判は、水面で測った数値が根拠になっている。しかし水面下では、アンダマン海はまったく別の水温プログラムを走らせている。3mmか5mmかという問いは、好みの問題ではない。圧縮後のネオプレンが水深で実際に示す数値、そしてサンデッキからは予測できない冷水イベントの中で何ミリの断熱が残るかという問いだ。

水深20メートルで3mmネオプレンに起きること

ネオプレンの断熱性能は、クローズドセル・ゴム構造に閉じ込められた無数の窒素ガス気泡が支えている。気泡が熱の移動を阻む――ただし水面に限った話だ。水中では静水圧が気泡を押しつぶし、水深が増すごとに断熱性能が削られていく。

学術誌Polymers(MDPI、2023年)に掲載された研究が、その損失を正確に計測している。水深20メートル(絶対圧3気圧)で、標準的なネオプレンは厚さの平均64.3%を失い、熱抵抗は約41%低下する。最も急激な低下は最初の10メートルで起こり、この区間だけで断熱性能が約30%落ちる。それ以降は、もっとも脆い気泡がすでに潰れているため圧縮は緩やかになる。

3mmスーツにとって、この計算は容赦ない。水深20メートルでは、3mmのネオプレンは実効わずか1mm強まで圧縮される。ダイブスキンとほぼ同等の保護力だ。同じ深度の5mmスーツは約1.8mmを維持する。どちらの数字もサーモクラインの冷水域では心もとないが、1.8mmは1.1mmより約60%厚い断熱層を提供する。この差が、ダイビングを快適に終えるか、タンクに10分間分のエアを残したまま浮上するかの分かれ目になる。

素材の品質差がこの格差をさらに広げる。高品質ネオプレン――日本のヤマモトなど専門メーカー製が多い――は、小さく均一なガスセルを持ち、大きく不揃いな気泡を持つ安価なラバーよりも圧縮に強い。「3mm」と表示されたスーツ2着でも、ネオプレンの産地と製造工程次第で、水深での性能に計測可能な差が出る。ハンガーに付いたラベルは水面での測定値にすぎず、3気圧下でのスーツの挙動は何も教えてくれない。

フィット感は厚さと同じくらい重要だ。手首・足首・首元に隙間がありフラッシングが起きる5mmは、シール加工された3mmより速く体温を奪う。フラッシング――冷水が侵入し温水が逃げる現象――はネオプレンを完全に迂回し、高価なラッシュガードと同じ状態にしてしまう。厚さの比較は、体にフィットしたスーツが前提だ。その前提がなければ、上述の数値は意味をなさない。

水は同じ温度の空気に比べて約25倍速く体から熱を奪う。ネオプレンの圧縮と合わさると、ウェットスーツが最も弱くなるのは、まさにタイのサーモクラインが現れやすい水深15〜25メートルの帯域ということになる。

3mm vs 5mm ― 数値で比較する

マーケティング文句やダイブショップのカウンター越しのアドバイスを除き、2つの厚さには6つの計測可能な違いがある。

  • 推奨水面温度帯 ― 3mm:27〜30°C(81〜86°F)/5mm:20〜27°C(68〜81°F)
  • 水深20mでの実効厚さ ― 3mm:約1.1mm/5mm:約1.8mm
  • 水面での付加浮力 ― 3mm:1〜1.5kg/5mm:2.5〜4kg
  • 追加ウェイト ― 3mm:体重の約5%/5mm:体重の約10%
  • 熱帯の空気中での乾燥時間 ― 3mm:2〜3時間/5mm:4〜6時間
  • パッキング重量・容量 ― 3mm:約1.2kg・約2L/5mm:約2kg・約3.5L

体重75kgのダイバーがPADIの目安に従う場合、3mmではウェイト約3.5kg、5mmでは約7.5kgが必要になる。差の4kgはウェイトベルトに乗り、トリムラインを変え、フライトの荷物として運ばなければならない。どれも無料ではない。

浮力の二重課税

ネオプレン1mmごとに水面での浮力が増し、それをウェイトで相殺する必要がある。ウェイトが増えれば器材は重くなり、中性浮力の微調整が遅くなり、BCD操作にエアを多く消費する。3mmから5mmに切り替えたダイバーの多くが、ウェイトを2〜3kg追加したと報告している。スチールタンク使用の細身のダイバーで1.5kg、アルミタンク使用の大柄なダイバーでは4kgに達する。

多くのギアガイドが触れない点がある。この浮力の「税」は二度払いだ。水面ではスーツの浮力に対抗するために余分なウェイトを背負う。水深が増すとネオプレンが圧縮され浮力が失われるが、ウェイトはそのまま残る。結果、潜降につれてマイナス浮力が大きくなっていく。5mmは3mmよりもこのスイング幅が大きく、潜降・浮上・安全停止といった深度移行時にBCD操作と浮上速度への注意がさらに求められる。

タイ・アンダマン海域の水深18〜30メートルが中心のレクリエーションダイビングでは、浮力スキルが一定あればこのスイングに対応できる。しかしトリム調整を練習中のダイバーや、ピナクルで急激に水深が変わるダイビングでは、5mmの浮力スイングがもう一つの変数になる。トリップ前に練習しておく価値がある。

タイのサーモクライン地図

タオ島で水深30メートルまで4本潜っても寒さを感じないダイバーが、同じ日にコボンに行けば、最初の潜降で6°Cのサーモクラインに当たる可能性がある。この水温差はマレー半島に沿って走り、その原因は単なる地理ではなく海洋学的なものだ。

タイ湾タオ島、セイルロック、チュンポンピナクル、サメサン。タイ湾は浅い半閉鎖的な海盆で、ダイビングシーズンを通じて水面から海底まで28〜30°Cで安定している。サーモクラインはまれで、あっても1〜2°C程度。3mmスーツで何本でも、何シーズンでも快適にこなせる。

アンダマン海 ― 沿岸域 ― ラチャヤイ、ラチャノイ、ピピ島、シャークポイント、キングクルーザー。水面温度は28〜30°C。水深20メートル以深でサーモクラインが出ることもあるが、26〜27°C程度に留まることが多い。気になりはするが、身体にこたえるほどではない。3mmの大半のダイバーは問題なくこなすが、ラチャノイの深い南側リーフで2本目や3本目を潜ると、冷たさを意識し始めることがある。

アンダマン海 ― 外洋域シミラン諸島コボンコタチャイ、リチェリューロック、スリン、ビルマバンクス。ここから物理法則が変わる。インド洋ダイポールに増幅された深層湧昇が、冷たく栄養豊富な水を水面付近まで押し上げる。5〜7°Cのサーモクライン落差が記録されており、体長2つ分の距離で水温が29°Cから22〜23°Cに急降下することもある。カオラック沿岸のオペレーターたちはこれを「グリーンモンスター」と呼ぶ。冷たくプランクトン濃度の高い水の帯が、予告なくピナクルサイトを横切り、数分後に消えていく。

2025〜2026年のシミランシーズンでは、1月の水面温度が27〜30°Cで、2月にはコボンで透視度30〜40メートルとマンタレイの遭遇が報告された。だがグリーンモンスターは外洋ピナクルの水深で頻繁に出現し、露出した尾根では水温が20°C台前半まで下がった。正のインド洋ダイポールがアンダマン海のサーモクラインを水面からわずか50メートルまで引き上げることもあり、シーズン序盤(11月〜12月)のライブアボードは特に冷水の不意打ちを受けやすい。

3mmが正解な場面

3mmが有利になるのは、水温リスクが低く、機動性・重量・乾燥速度のほうが最悪ケースの断熱性より重要な場面だ。

  • 最大水深18mの浅いリーフ ― ラチャヤイ、ピピ島ビダノック、タオ島の大半のサイト。サーモクライン帯より上に留まれる。
  • タイ湾、どの深度でも ― 安定した水温プロファイル、意味のあるサーモクラインなし。
  • 2本のデイトリップ ― 累積的な体温低下は少ない。熱帯の空気中での水面休息が身体を温め直す。
  • シーズン後半、3月〜4月 ― 水面温度が31〜32°Cに達する。4月の5mmは本当にオーバーヒートのリスクがあり、シーズン後半のサーモクラインは弱まっている傾向がある。
  • 複数国を巡るトリップ ― タイとインドネシアやフィリピンを組み合わせる場合、3mmはコンパクトに巻けて軽く、乾きも速い。旅するダイバーの実用的なデフォルトだ。

5mmがその重さに見合う場面

厚手のスーツがネオプレンの重さを正当化するのは、水深・反復潜水・冷水イベントが絡む具体的かつ予測可能なシナリオだ。

  • ライブアボードで1日3〜4本 ― 累積的な体温喪失は潜水を重ねるごとに蓄積する。4本目には、29°Cの海でさえ冷たく感じる。体の深部体温が完全に回復していないからだ。5mmは、1日を通してボトムタイムと快適さを延ばす断熱マージンを提供する。
  • アンダマン外洋サイト、水深18m以深 ― コボン、コタチャイ、リチェリューロックエレファントヘッド。これらのピナクルサイトはサーモクライン帯に位置する。22°Cのグリーンモンスターの中で3mmを着ていると、ネオプレンはわずか1mmまで圧縮され、寒さに短縮されたダイビングになる。
  • シーズン序盤、11月〜12月 ― インド洋ダイポールの活動がサーモクラインを浅い位置に押し上げる。序盤のライブアボードは、ピークの2月〜3月より冷水に遭遇する頻度が高い。
  • ナイトダイブ ― 上層水の太陽加熱がないため、水深12〜15メートルの水温は昼間より2〜3°C低い。
  • 寒がりのダイバー ― 個人の耐寒性には大きな差がある。24°Cで3mmでも平気なダイバーもいれば、28°Cで5mmでも震えるダイバーもいる。体格、代謝、年齢、疲労がすべて影響する。自分が寒がりだと分かっているなら、厚手のスーツで当て推量を排除できる。

モジュラー戦略

シミランのライブアボードに乗り込むダイバーの中には、3mmスーツとネオプレンベストをサイドポケットに詰めて持参する人が必ずいる。3mmフルスーツに2mmフード付きベストを重ねれば、胸と背中は約5mm相当の保護を確保しつつ、腕と脚の動きやすさは3mmのベースラインに近い状態を保てる。深い水深や冷たいダイビングではベストを着け、暖かく浅いダイビングでは外す。

カオラックやプーケット沿岸のショップでは、3mmしか持たずにライブアボードに乗ったゲスト向けに、レンタルベストを用意するところが増えている。レンタル料金は1日200〜400バーツで、フライトのために2着目のウェットスーツを預けるよりずっと安く、軽い。

自前の器材を持ち、年に2回以上タイで潜るダイバーには、高品質の3mmとフード付きベストの組み合わせが万能だ。4月のリーフダイブから1月のライブアボードまで、専用5mmの浮力ペナルティなしにカバーできる。水面と深場で7°Cの差が出る国にとって、ワンスーツ・ソリューションに最も近い選択肢だ。

ダイブプラン別の結論

問いの核心は、どちらのウェットスーツが優れているかではなかった。どのダイブプランを予約するかだ。

  • デイトリップ、タイ湾、浅いリーフ → 3mm。
  • シミランまたはスリンのライブアボード、1日3本以上、外洋ピナクル → 5mmまたは3mm+ベスト。
  • タイ全域を1着でカバー → 3mm+2mmフード付きベスト。柔軟性は最大、荷物は最小。

快適さを決めるのは水面温度ではない。大切なのは、1日3本目のダイビングで水深20メートル、グリーンモンスターのサーモクラインの中で示される数値だ。その数値に合わせて準備すれば、水面は自ずと問題にならない。

出典

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